看護師とパワハラ

2005年に厚生労働省が発表した調査によると、全国でおよそ41,000人の看護師が不足していると言われました。社会的問題にもなっている看護師不足は解消するどころか、2011年の調査では全国でおよそ56,000人の看護師が不足していると発表されました。

また同年は新卒の看護師の数と再就職した看護師の数を合わせるとおよそ120,000人でしたが、退職したり離職した看護師の数は144,600人と大きく上回っています。これでは看護師不足が解消されるには、まだまだ先のことになりそうです。

またある民間のアンケート調査によると、約70%の病院が看護師不足と答えています。もしこのまま看護師不足が続けば、2050年には約100万人の看護師が不足するとも予測されています。看護師は離職率が高い職業として知られていますが、看護師が離職する理由はさまざまです。

たとえば夜勤や残業があったり、勤務条件が過酷なことも理由のひとつです。なかには結婚や出産を期に辞める看護師もいます。しかし看護師が離職する本当の理由は、職場での人間関係だと言う人もいます。看護師が働く職場は女性が多く、上司からのパワハラが原因で辞める看護師も少なくと言います。

パワハラとはパワーハラスメントの略語で、職場などで上司が部下を些細なことで怒鳴り散らして、精神的に追い詰める行為のことです。社内でのセクハラなどは異性間で行われますが、パワハラは同性間で行われることが多いのが特徴です。

しかし看護師が受けるパワハラは先輩の看護師や、意地悪な看護師だけとは限りません。同じ職場で働く医師や、事務局の職員などからパワハラを受ける看護師もいます。そんなときの対処はどうしたらいいのでしょうか?パワハラを受けた場合には、自分ひとりで抱えこまないで誰かに相談すべきです

問題は誰に、相談するかです。いきなり師長や病院長などに相談するのではなく、自分のひとつ上のポジションの人に相談するのが筋です。そうしないと自分のひとつ上のポジションの人の、立場がなくなり管理能力も疑われます。たとえば貴女が新卒の看護師で医師からパワハラを受けているとしたら、自分の担当のプリセプターの先輩看護師に相談しましょう。

くれぐれもいきなり師長や病院長などに、相談するのは避けましょう。もし組織の序列を無視した行動を取ると、貴女自身の常識を疑われてしまいます美容外科の看護師さんはここもご参考下さい

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